今日は 愛媛県松山市・オフシーズンの内見は絶対ハズセナイ!成功の鍵は「準備3×3の法則」 についてお伝えします。
繁忙期もいよいよ終息に入ってまいりましたが、皆さんの物件の空室率は 如何でしょうか?
満室になった大家さん
おめでとうございます。
そうでない大家さん、これからしっかり対策して 数少ないチャンスをものにしましょう
貸し手市場から 借り手市場へとシフトして久しい 賃貸不動産市場。
大震災の影響も当然ありますが 経済の先行きの不透明さから 出口は決して見えません。
松山市内では築古物件に関して 超激安物件はあまり見受けられませんが、長期空室物件はかなりの勢いで増え 家賃の下落は止まりません。
まさにライバル目白押しといった状態。
だからこそライバルに負けない しっかりとした空室対策が必要です。
ここで いきなり今日の結論
『同じような条件であれば 大切なのは案内(内見)時のお部屋の印象、イメージ。』
松山では 仲介不動産会社によっては 一日に ナント5物件から7物件案内する会社もあるようです。
(本当は「ブス・ブス・美人の法則」に則って、3件案内するのが王道なんですが・・・)
*「ブス」
=家賃や部屋の広さなど希望条件のポイントになる一部は
満たしているが、外観が古い、駅から遠い、設備が極端に古いなど
「ちょっとここはどうかな」と思う物件。
「美人」
=家賃は少し希望条件よりも高いけれど、その分、立地や
建物、設備等の条件が良い物件。
さて 当然ではありますが、お客様の頭に残っているのは うっすらしたイメージしかありません。
もし それが悪いようでは 決して選んではいただけません・・・
では、どこに注意して 案内の準備をしたら良いのでしょうか
ポイントは 3つの 場所の3つの 要素です。
ハウジングジャーナリスト 西村伴之 氏によると
特に注意したい場所は3カ所。
①玄関、②リビング、③キッチン。
そして意識したい要素は、①明るさ、②広さ、③匂い の3つ。
その中でも一番大切な場所が 玄関です。

南向きの物件の場合、玄関は北にあるのが一般的。
当然のことながら 明るい場所ではありません。
ですからここを 明るく するのが ポイント。
普段の生活では 玄関の照明をつけない習慣の人も 案内の時くらいは予めつけておきましょう
多少勿体ないようでも 朝でも昼でも つけておくのが 鉄則です
そして、玄関はなるべく広く見せる努力をしてください。
いらないスリッパはすべて下駄箱の中へ。
下駄箱の上も できるだけ物は置かないように・・・。
お花か 観葉植物が置いてある程度の スッキリ感が大切ですヨ。
そして日常生活でついつい気にしなくなっているのが匂い です。
冬場は 特にお部屋を密閉して暖房をつけることが多く 匂いはこもりがちです。
消臭剤か さわやかな香りのするものを玄関に置いておくといいでしょう。

リビングも同様ですが、ここで特に心がけたいのが 広さを強調できるようにすること です。
目にする床の面積が なるべく広く なるようにしましょう。
リビングの広さ自体は変えられませんが 広く見せる工夫はできます。
最近では 壁の一面にアクセントクロスを貼るのも人気です。
そして女性がもっとも気にする場所が キッチン です。

ここも他の場所同様、ポイントはスッキリ感。
できればモデルルーム化させたいとこですが、そうでなくとも なるべく生活感がでないよう オシャレ雑貨や小物を置くのも 大切。
内見者(お客様)をお迎えする基本は、掃除ですが、築古でお部屋が古くなってくると どうしても 生活の匂いは残ります。
特にペット可物件の場合は 尚更です。(仮称)ファブリーズなども 時と場合によっては効果ありです。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
ハウジングジャーナリスト 西村伴之 氏ではありませんが、
「賃貸不動産仲介 肝はタイミング=タイム・イズ・マネーです。」
せっかくの 少ない機会を逃さないように 日頃からの準備は万全にしておきましょう