様々なトラブルに対抗する「準金銭消費貸借契約書」

私の知人が所有する物件で、最近 退去で揉めたケースが数件ありました。所謂 貸した部屋の中がめっちゃくちゃに使用されていた事案、理由は単純に部屋の使い方が悪い(土足で使われていたり)、或いは 入居者の子供が壁に穴をあけまくり 落書きし放題というものまで様々です。

こんなご時世ですので、敷金はゼロ 若しくはかなり低額でせいぜい4~5万円とかもありがちな話です。

勿論 足が出ますので退去後に払ってもらうのが通例です。

滞納保証がついているからという理由で、最近は敷金を限りなく無くす傾向にありますが ある程度の敷金はやっぱり必要だと 私自身もつくづく感じる事件もありました。(詳しくは後日お伝えしますが…)

ちなみに 退去後に支払ってもらう金額が30万円などになると、一括で支払えないのが当たり前。そこは 臨機応変に分割にします。

しかし 「仏の顔も三度」という位ですので、だいたい3回払いまでが限度ですかネ?

そんな時には 「準金銭消費貸借契約書という書類にサインをしてもらいます。

所謂 補修費用を金銭消費貸借に置き換えて支払いますよという書類でして、総額いくらで そこに何月何日に 幾らずつ支払う等を明記します。

しかし、この契約を交わしたからと言って 家賃滞納と同じような管理が必要になりますので 書類を書いてもらっても、全額支払ってもらうまでは 決して気を抜かないで下さいネ!

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